【坐骨神経痛に効く運動とは?】
お尻にいつも痛みがある。
歩き出したら太ももまでだるさを感じている
病院に行ったら坐骨神経痛という診断を受ける人が今増えています。
坐骨神経痛というのはすでに色々な情報が飛び交っているので本当に困っている人に正しい情報が入らない事が怖いですね。
例えば坐骨神経痛を緩和させる運動なんてあるのか?
そもそも運動をしてもいいのか?
これらにも賛否両論あるので、正しい情報を皆さんにお届けしていきたいと思います。
先に言っておけば坐骨神経痛には、運動も治療や予防として効果的です。
痛みがある場合、運動すると逆効果かと思いがちですが、そんなことはありません。無理せず行えば、身体が変わってきます。
坐骨神経痛は、毎日の生活習慣から改善していけるのです。その中のひとつとして、
坐骨神経痛と運動の関連について、一緒に考えていきましょう。
【坐骨神経痛ってなに?】
まず、坐骨神経痛についておさらいです。
坐骨神経痛とは、腰から足までにかけてある神経の痛み・しびれのことです。坐骨神経が圧迫・刺激されることにより発症し、
主な原因は腰痛と言われています。この痛みやしびれが強い場合は、歩いたり座ったりすることが困難になるほどです。
痛みの部位を詳しく見てみましょう。坐骨は、お尻の下のほうの骨です。
座ったときに床に当たっている骨のことです。
ここから足先までの神経が坐骨神経なので、ただの腰痛とは全然違います。
お尻・太ももの後ろ・すね・ふくらはぎ・足先が、痛みやしびれが現れる部位です。
【坐骨神経痛の正しい運動とは】
坐骨神経痛の治療に、運動療法があります。痛みが強いときはもちろん安静にしますが、
運動することにより筋肉をほぐし治療となるのです。
これも運動療法と言います。
この運動療法には、筋肉をつけるトレーニングと、筋肉をほぐすストレッチの両方が当てはまります。
どちらも代謝や血流を良くする効果を発揮します。
筋肉が衰えることや、関節が硬くなることを予防し、神経機能の向上を促進させるのです。
この運動療法は、正しい方法で行う必要があります。ストレッチひとつとっても、手足をひねる向きなど細かい注意点があるのです。
同じストレッチをしても、知っていた方が正しい部位に効いてきます。
【ストレッチは2人でするのが効果的】
坐骨神経痛の予防としての運動は、基本的に運動療法と変わりません。ただし、習慣にしていただく必要があります。
筋肉の緊張が起こっていますので、無理のない範囲で運動習慣をつけます。
運動と言っても、過度なものではありません。運動はメンタル的な効果もありますので、習慣にするうちに癖になります。
最初はストレッチからでも大丈夫です。体を充分に温めてから、入浴後に少しずつ始めます。
最近はペア・ストレッチという運動もあります。
日本代表の長友選手が行っていて話題になりました。はじめはご自身の可動域など分からないと思いますので、
整体師と一緒に探っていきましょう。
もちろん、正しいストレッチができるよう指導させていただきます。
【その他の治療法】
坐骨神経痛の治療は、生活習慣の改善が伴います。以下が主な改善点です。
・正しい姿勢の保持
・肥満の防止
・体を温める(冷えの予防)
正しい姿勢の保持は、坐骨の負担を軽減させます。人は座ると知らず知らずのうちに左右どちらかのお尻に偏っているのです。
その偏りを、できるだけ均等にします。
肥満の防止は、体重による腰全体の負担を減らすために行います。腰は上半身全体を支えますので、体重は軽い方がいいです。
食事に気を付け、適度に有酸素運動を行うことにより脂肪を燃焼させましょう。
体を温めることも必要です。坐骨神経痛の原因のひとつで、下半身の冷えがあります。
芯から足を冷やさないよう、季節ごとに着るものに注意します。内側から温めるために、
冷たいものを飲みすぎないことも効果的です。
【まとめ】
坐骨神経痛と言っても一概に安静にすれば良い物ではありません。
しかし無理にストレッチなどをすると、症状はひどくでてしまいますのでできる範囲で無理をしないという事です。
もしあなたが坐骨神経痛で悩んでいるならいつでも当院にご相談ください。
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