頭痛薬を手放せない…そんなあなたへ知っておいてほしい事
毎日のように寒い季節が続いていますね。こんな時によくこられる患者さんの症状で多いのが頭痛。
意外と頭痛薬を常用している人って多いのではないでしょうか?
統計的に見ると日本人の3000万人以上の方が偏頭痛や緊張性頭痛で悩んでいるとう統計があります。
すごく多いですよね。
なんせ日本人の4人に1人が悩んでいるんですからビックリです。
ここでは頭痛薬の正しい飲み方についても触れておきます。
結構我慢できなくなってきてから頭痛薬を飲むという方がほとんどではないでしょうか。
本当はそれではあまり効果が望めないんです。
けっして頭痛薬を飲む事を推奨している訳ではないですが、正しい頭痛薬の事を知っておかなければ損をするのでここではあえて解説しておきます。
まずは頭痛の種類の解説をしておきますね。
1 片頭痛
よく皆さんが知っている頭痛の症状ですね。
特徴:頭の片側に痛みが出て、周期的に痛みが起きる。
たまに吐き気や激しい痛みが出るが、周期を過ぎると治まってくる。
そしてその繰り返しというパターンです。
特に20代〜40代の女性に多いと言われています。
薬を飲んでごまかしているという人が多いのも特徴のひとつかもしれません。
2 群発性頭痛
これはあんまり聞いた事がないと思います。
症状の特徴は目の奥がえぐられるような痛みが起こる。
そして何か物にぶつけたくなるというような痛みがきつい症状が特徴ですね。
特に1ヶ月2ヶ月の間痛みがきついのが毎日のように続くので、薬を使って
なんとかするというより病院に行きたくなると思います。
3 緊張性頭痛
これも最近すごく多いんです。
パソコンやスマホが当たり前になって来て長時間同じ姿勢や作業が続いていると段々頭痛がでてくる。
それだけでなく精神的なストレスがある事でも頭痛がおこりやすくなります。
代表的な頭痛の症状はこの3つですね。
自分の頭痛が病院で診断を受けたら原因はわかってくると思います。
正しく頭痛薬を飲めばいいというものではありません。
最初に書いた通り、頭痛薬を飲みましょうという事ではないので原因を取り除く努力は少しずつでもやってもらうとすぐに効果がでてきます。
そんなストレッチや施術はいくらでもあるのでまたの機会にかきますが、実は整体なんかでかなり良くなる場合もあります。
では今回の本題ですが
頭痛薬を飲むタイミングって知ってますか?
だいたいは頭痛がひどくなってから飲むという事が多いのではないでしょうか?
実はそれってあまり効果がでない飲み方なんです。
じゃあどうすれば良いのか?
【頭痛がでたらすぐに飲む】
痛みがひどくなってから飲むよりは、効果があります。
頭痛が起きる原因の1つに頭痛を引き起こす物質がでるんですが、その物質は時間が経てば経つ程たまっていきます。
なので我慢しすぎるといつまでもこの物質がでてきちゃう。
それなら頭痛がでてきたらすぐに頭痛薬を飲んでおさまるようにしましょう。
それだけでもかなり効果は変わります。
1つ注意点は
頭痛薬は合わない人には合わない
という事を注意してください。
薬を飲んでいると、肝臓に負担がどうしてもかかってきます。
肝臓は体の毒素を無毒化して体内にもどすという役割をしています。しかしこの処理能力を超えて頭痛薬などを飲み過ぎてしまうと体の不調につながります。
3回ほど飲んで頭痛に効果があまり無いなとか逆に体がだるくなってしまうというのがある時は無理をせず、頭痛薬を変えてもらいましょう。
本当は頭痛薬を飲まない生活に戻す事が大事です。
頭痛を治す時間がなかなかないという時には頭痛薬を効果的に使って生活を立て直してみてください。